やる気のスイッチ!の入れ方
- 作者: 山崎拓巳
- 出版社/メーカー: サンクチュアリ出版
- 発売日: 2008/11/21
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 14人 クリック: 124回
- この商品を含むブログ (55件) を見る
今すぐできるやる気スイッチの入れ方
やる気の正体
結論から言おう。やる気の正体は「集中」である。集中している状態こそがやる気が出ている状態。やる気の正体は「集中」であって「興奮」ではない。集中できないからといって、レッドブルを飲んだり、コーヒーを飲んだり、チョコレートを食べることがあるが、一時的な興奮状態を作り出せてもて、集中していることとは少し違う。
「がんばる」というとがむしゃらにやってしまう。「全力で」というと、力ずくでやってしまう。大切なのは「気持ちをこめてやる」という心の状態だ。それが集中や、やる気につながる。まずは、集中と興奮の違いを認識して、集中を作り出せるようになること。
仕事を片付けるスイッチ
毎日のルーチンタスクや、沢山の仕事を目の前にすると、つい、まとめサイトを見て現実逃避をしまうことがある。しかし、現実逃避にも集中力を消費しているということを自覚しよう。
現実逃避してしまうまえに、仕事を片付けるスイッチを入れるには、「目の前の小さなタスクをものすごく丁寧にやること」これだけだ。これをするだけで、気持ちをこめて仕事をするという心構えを作ることができ、集中状態を作ることができる。ためしにやってみてほしい。5分ほどで終わる作業を、心をこめて丁寧にやる。その作業が終わったときあなたのやる気スイッチはONになっているでしょう。
やる気のオーラをまとう方法
よく、口癖を良くすると、人生が良くなるといわれているが、口癖を変えることは至難の業だ。その理由は、10年、20年と繰り返してきた口癖だから、1日、2日で変えることは難しい。そこで、口癖を良くするよりも簡単な方法がある。
それは、人をほめること。これだけ。ほめ言葉は、ポジティブの塊だ。ほめる人も、ほめられる人もポジティブになってくる。人をほめればほめるほど、やる気のオーラをまとうことができる。
つまり、やる気に満ち溢れている人は、仕事が丁寧だし、人をほめることが上手である。そして、人をほめることで、人のやる気と、自分のやる気を高める、好循環を繰り返しているのである。
逆に言うと、人の悪口を言うと、不のオーラをまとい、人の割るところが目に入るようになり、また悪口を言う。負のサイクルに入っていくことになる。なので仕事中に、疲れた、つまらない、帰りたい、めんどくさいという人は、その言葉こそが、やる気スイッチをOFFにしてしまっていることに気づく必要がある。
取り入れること
- 朝一番に取り掛かる仕事を丁寧にやる
- 1日3回人をほめる