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20代のうちに知っておきたいお金のルール38の中から5つ抜粋

20代のうちに知っておきたい お金のルール38

20代のうちに知っておきたい お金のルール38

  • 作者: 千田琢哉
  • 出版社/メーカー: 総合法令出版
  • 発売日: 2012/05/10
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
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お金のルール38の中の5つ抜粋

子供にはお金ではなく、生き様を遺す(のこす)。

偉大な権力や、使いきれないほどのお金をもった家庭の子供が落ちぶれてしまうことがあるが、その大きな原因は、お金をのこそうとするからだ。お金を残すと、子や孫はそれに依存してしまう。依存の中には成長はない。大企業でお金と権力をつかんだ途端に、落ちぶれてしまうのと似ている。

そこで、お金を残すのではなく、生き様をのこすことが重要になってくる。成功やお金という結果ではなく、そこにいたる過程、プロセスを見せることが重要だ。例えば、人の前にたつ仕事をしていれば、人の前に立っているところだけではなく、資料の準備や、練習風景なども見せること。技術職であれば実際の仕事風景や、どういった気持ちで取り組んでいるのか、しっかりと伝えることが重要になってくる

 少し無理をしてでも、今、目の前の仕事から前倒ししてみよう。前倒し人生にすると、好きなことがたくさんできるから。

わかってはいるが、仕事に追われてしまうことが9割以上である。その理由は、先を考えず、目の前の仕事にだけ集中して、その先を見ていないからだ。まずは、仕事全体像を見て、納期を確認して、余裕を持って達成できる時間とタスクを導き出すことにより、余裕が生まれ、いい仕事ができるようになる。

さらには、行った仕事に対して、よかったこと、ダメだったところを洗い出して、改善し続けることにより、よりいっそう進化することができる。

好きな人と好きな人生を送るために、生涯賃金を早く稼ぎ終える。

お金持ちは、生涯賃金をできるだけ人生の早い段階で稼ぎ終えることを真剣に考えた結果、お金持ちになれる。つまり、自分が死ぬまでに必要な金額を把握しているのである。例えば、1ヶ月の生活費を導き出し、自分が死ぬ年の予想を立て、後は掛け算するだけ。

1ヶ月の生活費(30万円)× 残りの人生50年(600ヶ月)=1億8千万円

極論ではあるが、1億8千万円作ってしまえば、自分の人生は自分だけのために使えることになる。考えただけでワクワクしてくる。面白い考え方だ。

新幹線のリクライニングを大きく下げるときは、ひと言「失礼します」

お金持ちになるには、人にもてる必要がある。人にもてなければ、お金持ちにはなれない。はたして、自分は人にもてる人であるだろうか。例えば、新幹線や飛行機のリクライニングを大きく下げるときに、かるい会釈や、ひと言「失礼します」といえているだろうか?その、たった1秒の気遣いが、雲泥の差になる。

もし、黙ってリクライニングを倒してしまった後ろの席の人が、その日、自分を面接してくれる面接官だったとしたら。もし、ひと言「失礼します」と言った後ろの座席の人が、その日、自分を面接してくれる面接官だったとしたら。人にもてるということは、この積み重ねである。

 師匠を選ぶなら、天才型ではなく、努力型で成功した人にする。

いちファンとして憧れるなら天才型の師匠がいいかもしれないが、教えを請う場合は、努力型の師匠についたほうがいい。子供に生き様を残すのと一緒で、師匠の成果や実績ではなく、その実績をたたき出すまでのプロセスをとことんしゃぶりつくすことだ。
そして、その師匠が10年間でやらかした失敗や遠回りを、1年間で全て経験しまうことだ。そのためには、師匠が読んだ本や、お勧めの本、やらかした失敗などを聞き出し、いつでも引き出せるようストックしておこう。そして自分が将来、師匠を超えて雑誌のインタビューでこう答えるのだ。「師匠の○○さんのおかげです」と。

取り入れること

  • 自分生涯年収を導き出す
  • 師匠の失敗をストックする

そんな感じ