本とネコ

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「仕事が早い人」と「仕事が遅い人」の習慣

「仕事が速い人」と「仕事が遅い人」の習慣 (アスカビジネス)

「仕事が速い人」と「仕事が遅い人」の習慣 (アスカビジネス)

 

あなたは仕事が速い人?遅い人?

仕事が早い人はどんどんものを捨て
仕事が遅い人はものを大切にする

人は1日に平均して10分間もの探しをしている。中略。年間だと50時間以上(2日以上)はもの探している

自分は、10秒以内にものが見つかるように整理を心がけている。その理由は、ものを探している自分にいらつくからだ。ものを探すという時間が本当に嫌いでしょうがない。もし自分が上司だとして、「アレちょうだい」と言われて10秒以内にものがでてきたら、こいつ出来るなと思う。逆に言うと、ものがいつまでも見つからない人は、何も頼めないなと感じてしまう。

仕事が速い人は退社する時間を決め、
仕事が遅い人は仕事が終わったら退社する

私が受け持っているチームでは、朝会の際、今日やるタスクを宣言している。そして、タスク宣言だけでは無く、退社時間の宣言もしている。しかし、宣言だけで終わってしまっていることも多々あるので、自分が設定した退社時間に合わせて、仕事が終わるように、時間の割り振りと、タスクの進行状況を管理する必要性がある。

仕事が速い人はレスポンスが早く
仕事が遅い人は反応が遅い

自分の周りで仕事が速い人は、全員レスポンスが早い。メールやチャット、仕事を依頼したときなども、途中経過でも報告を入れてもらえるから非常に助かる。逆に、仕事が遅いと感じる人は、1日たってもレスポンスが無く、こちらから確認するまで、経過報告をしてくれないことがほとんど。なので、1日の中で進捗の確認をする時間を作り、自分のレスポンス速度をぐんぐん上げていこうと思う

取り入れること

  • 即レスポンスをする

 

部下に同じミスを二度とさせない方法

上司は部下のためにいる

上司は部下のためにいる

 

部下に同じ失敗を繰り返させない仕組み

失敗を注意しても進歩しないのはなぜ?

スタッフが失敗をした場合に、「もっと注意しろ」「気を抜くな」「もっと意識しろ!」と言っていませんか?それでは何も変わりません。例えば、マラソン選手に「もっと早く走れ」、水泳選手に「もっと早く泳げ」という指導だけでは成果が出ないことは誰でもわかります。もっと早く走るにはどうすればいいのか、もっと早く泳ぐには何をするのか。それらを教えてあげる、気づかせてあげることが上司の役割です。「もっと注意しろ!」ではなく、具体的に何を変えるかを指示し、何を改善すべきかを指導しなければ指導とはいえないのです。

スタッフの気づき力を高める方法

自分はつい良いところを見せようとしてスタッフを指導してしまう癖がありますが、そこはぐっとこらえて、まず最初にスタッフの話を聞きましょう。失敗したスタッフに「確認したのか?」「なんでできないんだ」「何度も言わせんな」と、自分の気持ちを一番にしてスタッフを責めては成長しません。まずは「失敗の原因は何だと思う?」という質問で、スタッフの気持ちを一番にきくことがスタートです。

例えば、
・メールの誤字脱字が直らない原因は何だと思う?
・メール返信で起承転結になってない原因は何だと思う?
・お客様の質問に答えてない原因は何だと思う?
と失敗の原因を聞き出しましょう。

同じミスを繰り返させない方法

失敗したスタッフを叱ったときに「頑張れ」「徹底しろ」「意識しろ」というだけでは同じミスを繰り返します。その理由は単純で、スタッフ自身は「頑張っているつもり」だし、「徹底しているつもり」だし、「意識しているつもり」からです。では、どうすれば同じミスを繰り返さないようになるのか?それは、原因を聞きだした後に、具体的にどうすればいいのかを一緒に考えることです。

例)
◇メールの誤字脱字が直らない場合
・メールを書いた後に、必ず読み返す
・誤字脱字のチェックツールを使う
・予測変換機能を使う
・誤字補正機能のあるATOKを導入する

それでも、同じミスをしてしまった場合は、また原因を聞き、一緒に解決策を探していきましょう。また、自分の指導に誤りがなかったのかも一緒に確認していきましょう。

取り入れること

  • まずは、スタッフの話を聞く
  • 一緒に具体的にどうすればいいのかを考える

やる気のスイッチ!の入れ方

やる気のスイッチ! (Sanctuary books)

やる気のスイッチ! (Sanctuary books)

 

 

今すぐできるやる気スイッチの入れ方

やる気の正体

結論から言おう。やる気の正体は「集中」である。集中している状態こそがやる気が出ている状態。やる気の正体は「集中」であって「興奮」ではない。集中できないからといって、レッドブルを飲んだり、コーヒーを飲んだり、チョコレートを食べることがあるが、一時的な興奮状態を作り出せてもて、集中していることとは少し違う。

「がんばる」というとがむしゃらにやってしまう。「全力で」というと、力ずくでやってしまう。大切なのは「気持ちをこめてやる」という心の状態だ。それが集中や、やる気につながる。まずは、集中と興奮の違いを認識して、集中を作り出せるようになること。

仕事を片付けるスイッチ

毎日のルーチンタスクや、沢山の仕事を目の前にすると、つい、まとめサイトを見て現実逃避をしまうことがある。しかし、現実逃避にも集中力を消費しているということを自覚しよう。

現実逃避してしまうまえに、仕事を片付けるスイッチを入れるには、「目の前の小さなタスクをものすごく丁寧にやること」これだけだ。これをするだけで、気持ちをこめて仕事をするという心構えを作ることができ、集中状態を作ることができる。ためしにやってみてほしい。5分ほどで終わる作業を、心をこめて丁寧にやる。その作業が終わったときあなたのやる気スイッチはONになっているでしょう。

やる気のオーラをまとう方法

よく、口癖を良くすると、人生が良くなるといわれているが、口癖を変えることは至難の業だ。その理由は、10年、20年と繰り返してきた口癖だから、1日、2日で変えることは難しい。そこで、口癖を良くするよりも簡単な方法がある。

それは、人をほめること。これだけ。ほめ言葉は、ポジティブの塊だ。ほめる人も、ほめられる人もポジティブになってくる。人をほめればほめるほど、やる気のオーラをまとうことができる。

つまり、やる気に満ち溢れている人は、仕事が丁寧だし、人をほめることが上手である。そして、人をほめることで、人のやる気と、自分のやる気を高める、好循環を繰り返しているのである。

逆に言うと、人の悪口を言うと、不のオーラをまとい、人の割るところが目に入るようになり、また悪口を言う。負のサイクルに入っていくことになる。なので仕事中に、疲れた、つまらない、帰りたい、めんどくさいという人は、その言葉こそが、やる気スイッチをOFFにしてしまっていることに気づく必要がある。

取り入れること

  • 朝一番に取り掛かる仕事を丁寧にやる
  • 1日3回人をほめる