初めてのリーダーの教科書
リーダーの考え方
わかっているのに忘れてしまう。
毎日、夕方になるとお店の看板をつけなければならないのに、忘れるんです。翌日、忘れまいと思って出勤するのですが、また忘れるんです。
あるある。1度した失敗は繰り返さないと思っていても、立て続けに失敗してしまう。自分は今でもあります。同じ失敗をするときの王道パターンは「反省をしても改善はしない。」これにつきる。
信頼されるリーダーは部下を「そのまま」受け止める
自分は、これがまだまだできていない。やる気のないスタッフを見ると、どうしても「こいつ使えないな」「やる気がないならやらなければいいのに」と思ってしまうことがある。誰にでも、その日のコンディションがあるのに、そこにまで目を配れないときが多い。そういう場合は、自分自身のコンディションもよくなかったりする。
部下のよさも、悪さも、まじりっけなしの素直な気持ちでまずは受け止め、今いるメンバーでどうしたら成果を上げられるかを考えられる人。苦境にもめげず、メンバーの一人ひとりを元気にすることができる人こそ、真のリーダーなのではないかと思うのです。
自分に足りないのはまさにここ。メンバーの一人ひとりを元気にすることができていない。なにより自分自身に元気がない。つくづくそう思う。
部下のやる気に火をつけるかどうかは、アナタしだいです。
自分の中で、やる気は自分で出すものだという固定概念がある。でも、自分が元気になるきっかけは、やっぱり人からの励ましや、フォローがあったことを思い出した。
戦略・戦術・戦闘
「戦略」とは、やりたいこと(目標)
「戦術」とは、1を実現するために行う、数値が伴う具体的な「手段」
「戦闘」とは、2で考え付いた手段を「実行」すること
自分は、「戦略」の明確化はするが、「戦術」の明確化ができたいない。この戦術を磨き、仲間に指示を出すことができるようにすれば、チーム全体の戦闘力を上げられる。社長から受けた支持をそのまま、仲間へ伝えるのではなく、戦術を交えて、伝えること。
戦術を考えるコツ
戦術は小さくすることがコツ
例えば、ラーメン屋さんが100杯売り上げるという戦略(目標)があったとしたら。来客数、認知度、成約率など戦略を小さくを分ける。集客数を増やすためには、通行人に声をかける、社員やバイト、家族に声をかける、近くの会社に声をかけるなどが考えられる。認知度アップには、大型ポスターの設置、チラシ配り、キャンペーンの打ち出しなど、細かく分ける。
最高のチームを作るには
・やりたいことを見つけ
・それを具体化する方法を考え
・それを実行すること
+共感→信頼
どんなにすばらしい戦術(具体的な手段)を立てたとしても、戦闘(実行)がなければ、何も生まれないし、何の成長もしない。なので、必ず実行することを前提に、戦術を考える。
部下からの「共感」を得てはじめて、リーダーと部下の間に信頼関係が生まれます。
戦略だけで、戦術も立てられないのであれば、部下からの共感を得られないのも当然だ。もし自分の上司が、自分だったとしたら共感しない。ついていきたいと思わない。こうなりたい!とも思わない。その理由は、
・楽しそうじゃない。
・生き生きしてない。
・仕事を依頼されてもわくわくしない。
・感謝の言葉が少ない。
・挨拶してくれない。
・しかってくれない。
・本気でぶつかってくれない。
いろいろ書いてみたが、こんなリーダー(自分)に人がついてくるわけがない。一緒に仕事をしたいと思うわけがない。もっともっと自分を成長させていかねば。
取り入れること
1.部下の顔を見て笑顔で、大きな声で「おはよう」と声をかける。
2.部下が退社する際に、大きな声で「お疲れ様」と声をかける。
そんだけ